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Last Updated :2024/12/21

落合 桃子

人文学部
准教授

連絡先: ochiai1@fukuoka-u.ac.jp

研究者情報

■ 学位
  • 修士(文学), 早稲田大学
  • Dr.phil., Uni Bremen
■ 研究キーワード
  • 美術
  • ドイツ
  • ロマン主義
  • フリードリヒ
  • コルネリウス
  • ジャポニスム
  • アジア
  • 四大陸
■ 研究分野
  • 人文・社会, 美術史, 西洋美術史
  • 人文・社会, 美学、芸術論, 芸術学

経歴

■ 経歴
  • 2017年04月 - 現在
    福岡大学 人文学部 文化学科
  • 2019年09月 - 2019年09月
    愛媛大学, 法文学部, 非常勤講師(集中講義)
  • 2013年04月 - 2017年03月
    九州産業大学, 美術館, 学芸室長
  • 2012年04月 - 2013年03月
    東京都庁, 生活文化局文化振興部, 芸術文化調査員
  • 2008年10月 - 2011年09月
    DAAD(ドイツ学術交流会), 奨学生
  • 2006年04月 - 2008年03月
    早稲田大学, 文学学術院, 助手
■ 学歴
  • 2004年04月 - 2013年03月
    早稲田大学, 大学院文学研究科, 芸術学(美術史)専攻、博士後期課程
  • 2002年04月 - 2004年03月
    早稲田大学, 大学院文学研究科, 芸術学(美術史)専攻、修士課程
■ 委員歴
  • 2022年12月 - 現在
    幹事, 九州藝術学会

研究活動情報

■ 受賞
  • 2008年05月
    第15回鹿島美術財団賞
■ 論文
  • 「ペーター・フォン・コルネリウスとズルピーツ・ボアスレー―周辺人物を含めた交流について―」
    落合 桃子
    『福岡大学人文論叢』, 2024年06月20日, 第56巻(第1号):1 - 42
    筆頭著者
  • 「ティエポロ《アポロと四大陸》(ヴュルツブルク)の象について」
    落合 桃子
    『デ アルテ』(九州藝術学会誌), 2023年06月29日, 第39号:5 - 19, 査読有り
  • 「神々の世界から英雄の世界へ―ペーター・フォン・コルネリウスによるグリュプトテークのフレスコ画について―」
    落合 桃子
    『美術史』, 2022年03月31日, 第192冊 (Vol. 71, No. 2):155 - 170, 査読有り
  • 「原震吉—ハンブルク美術工芸博物館の日本人の刀装具研究家」
    落合 桃子
    『ジャポニスム研究』, 2021年03月31日, 第40号:36 - 54, 査読有り
  • 「ドイツ・ロマン主義絵画における一日の時・四季の連作表現の展開について」
    落合 桃子
    『美術史研究』(早稲田大学美術史学会), 2019年12月30日, 第57冊:57 - 67, 査読有り
  • 「近代ドイツにおけるマルティン・ルターのイメージ」
    落合 桃子
    『言語文化』(明治学院大学言語文化研究所), 2019年03月31日, (第36号):335 - 351
  • 「絵本作家モーリス・センダックとドイツ・ロマン主義の絵画」
    落合 桃子
    『福岡大学人文論叢』, 2018年09月20日, 第50巻(第2号):355 - 378
  • Die Tages- und Jahreszeitenzyklen von Caspar David Friedrich.
    Momoko Ochiai
    Universität Bremen, Dissertation, 2014年02月, 査読有り
  • 「C. D. フリードリヒの「寓意的風景画」―再発見されたセピア画連作《四季》について―」
    落合 桃子
    『規則的、変則的、偶然的 大久保進先生古稀記念論文集』朝日出版社, 2011年03月04日, :119 - 135
  • Die Rezeption von Caspar David Friedrich in Japan.
    Momoko Ochiai
    3. deutsch-japanisch-koreanisches Stipendiatenseminar (Veröffentlichungsreihen des Japanisch-Deutschen Zentrums Berlin, Reihe 1, Bd. 60), 2010年03月, :S. 157-165
  • Die Rezeption der deutschen Kunst in Japan: Die Ausstellung "Handzeichnungen deutscher Meister von Dürer bis Menzel" (1937).
    Momoko Ochiai
    Jahresblätter für japanische und deutsche Forschung in Japan, 2008年09月, 3:51 - 64
  • 「フリードリヒ《四季》連作―画家の世界観からの検討―」
    落合 桃子
    『鹿島美術研究』, 2007年11月, (年報第24号別冊):94 - 103
  • 「1930年代に開催されたドイツ美術展覧会―『独逸国宝名作素描展』について」
    落合 桃子
    『Angelus Novus』(早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻 Angelus Novus会), 2006年03月, 第33号:24 - 50
  • 「カスパー・ダヴィット・フリードリヒ《人生の諸段階》の作品解釈」
    落合 桃子
    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』, 2005年02月, 第50輯:63 - 76
■ MISC
  • 「カスパー・ダヴィット・フリードリヒ生誕250年」
    落合 桃子
    『ひろの』(公益財団法人ドイツ語学文学振興会), 2024年10月01日, (第64号):22 - 23
    筆頭著者
  • 「ベルニーニ《四つの河の噴水》のガンジス川の河神像について」(第108回九州藝術学会発表要旨)
    落合 桃子
    『デ アルテ』(九州藝術学会誌), 2024年06月28日, (第40号):126 - 127
    筆頭著者
  • 「西洋近世美術におけるアジアの表象としてのガンジス川の河神像―ベルニーニ《四つの河の噴水》をめぐって」
    落合 桃子
    『福岡大学人文論叢』, 2023年06月, 第55巻(第1号):93 - 111
    筆頭著者
  • Mindelheim (Unterallgäu), Mariä Verkündigung (Kanzel, Franz-Xaver-Kapelle, Matthias Willerotter)
    Momoko Ochiai (with Haruka Oba)
    Wolfgang Schmale (Projektleitung): Erdteilallegorien im Barockzeitalter, Wien, 2023年03月
  • 「ドイツ・クレーフェルト時代のヨハン・トルン・プリッカーと日本の染型紙」(西支部例会発表要旨)
    落合 桃子
    『美術史』, 2022年03月31日, 第192冊(Vol. 71, No. 2):346 - 346
  • 「豊増秀男さんのこと」
    落合 桃子
    『宇久画廊の軌跡』(川上繁治発行、阿部守監修), 2022年02月02日, :46 - 49
  • 「C. D. フリードリヒとドイツの美術館」
    落合 桃子
    『西日本日独協会年報』, 2020年12月04日, (第44号):20 - 21
  • 「秋田の医家に生まれ、ドイツで日本美術専門家になる―原震吉の生涯と仕事」(国際シンポジウム2019 「人の移動とジャポニスム」発表要旨)
    落合 桃子
    『ジャポニスム研究』, 2020年03月31日, (第39号):79 - 80, 査読有り
  • 「日本人が西洋美術史を研究するということ」
    落合 桃子
    『如是我聞録』, 2020年02月, :211 - 213
  • 「ペーター・フォン・コルネリウスによるグリュプトテーク「神々の間」「トロイアの間」の装飾について」 (第72回全国大会研究発表要旨)
    落合 桃子
    『美術史』, 2019年10月31日, 187:146 - 146, 査読有り
  • 「原震吉―ハンブルク美術工芸博物館で研究助手を務めた日本人」
    落合桃子
    『七隈史学』, 2018年03月20日, (20):129 - 130
■ 書籍等出版物
  • Die Tages- und Jahreszeitenzyklen von Caspar David Friedrich
    Momoko Ochiai, 単著
    Frankfurt am Main: Peter Lang, 2015年12月
  • 『グラフィックデザイナー豊増秀男 かたち・時代・ユーモア』
    落合 桃子
    九州産業大学美術館, 2015年09月
  • 『タウト建築論講義』
    沢 良子; 落合 桃子
    鹿島出版会, 2015年03月
■ 講演・口頭発表等
  • 「ベルニーニ《四つの河の噴水》のガンジス川の河神像について」
    落合 桃子
    第108回九州藝術学会, 2023年07月02日
  • 「ペーター・フォン・コルネリウスとズルピッツ・ボアスレ―ボアスレの日記と書簡から―」
    落合 桃子
    基盤研究(B)「ヘーゲル美学講義における絵画論の芸術哲学的な意義とボアスレ・コレクション」第11回研究会, 2023年03月06日
  • 「美術史家としてのハインリヒ・グスタフ・ホトー―『ドイツ・ネーデルラント絵画史』を中心に―」
    落合 桃子
    基盤研究(B)「ヘーゲル美学講義における絵画論の芸術哲学的な意義とボアスレ・コレクション」第10回研究会, 2022年09月24日
  • 「ドイツ・クレーフェルト時代のヨハン・トルン・プリッカーと日本の染型紙」
    落合 桃子
    美術史学会西支部例会, 2021年11月20日, 美術史学会
  • 「彫刻・浮彫・絵画―ヘーゲルの肖像にみるジャンルの比較―」
    落合 桃子
    基盤研究(B)「ヘーゲル美学講義における絵画論の芸術哲学的な意義とボアスレ・コレクション」第6回研究会, 2021年09月12日
  • 「ヘーゲル周辺の3人の画家―クセラー・シュレージンガー・ケスター」
    落合 桃子
    基盤研究(B)「ヘーゲル美学講義における絵画論の芸術哲学的な意義とボアスレ・コレクション」第5回研究会, 2021年04月04日
  • 「ジャンバッティスタ・ティエポロ《アポロと四大陸》(ヴュルツブルクのレジデンツ「階段の間」フレスコ画)におけるアジアの寓意表現について」
    落合 桃子
    第103回九州藝術学会, 2020年12月05日, 九州藝術学会
  • 「ドイツ語圏の美術アカデミーについて」
    落合 桃子
    基盤研究(B)「ヘーゲル美学講義における絵画論の芸術哲学的な意義とボアスレ・コレクション」第3回研究会, 2020年09月21日
  • 「C. D. フリードリヒとドイツの美術館」
    落合 桃子
    西日本日独協会 2020年2月例会, 2020年02月15日, 西日本日独協会
  • 「秋田の医家に生まれ、ドイツで日本美術専門家になる―原震吉の生涯と仕事」
    ジャポニスム学会国際シンポジウム2019 「人の移動とジャポニスム」, 2019年10月05日, ジャポニスム学会
  • 「西洋近世美術における「アジア」のイメージ -ヴュルツブルクのレジデンツ「階段の間」天井画を中心に」
    愛媛大学人文学会公開講演会「ドイツにおけるジャポニスム」, 2019年09月07日, 愛媛大学人文学会
  • 「可能性を広げてくれたドイツ留学経験」
    落合 桃子
    DAAD九州アルムニ会, 2019年07月13日, DAAD東京事務所、DAAD友の会
  • 「ペーター・フォン・コルネリウスによるグリュプトテーク「神々の間」「トロイアの間」の装飾について」
    第72回美術史学会全国大会, 2019年05月19日
  • 「近代ドイツにおけるマルティン・ルターのイメージ」
    シンポジウム「ドイツ美術とプロテスタンティズム」, 2018年12月08日, 明治学院大学文学部芸術学科・明治学院大学言語文化研究所・ドイツ語圏美術史研究連絡網主催
  • 「風景」とは何か―ドイツ・ロマン主義の風景画を手掛かりに
    「ARS/NATURA―「風景」の向こう側―」展 講演会, 2017年11月04日, 福岡県立美術館
  • 「19世紀ドイツ絵画における一日の4つの時、四季、人生の諸段階の表現」
    落合 桃子
    ゲーテ自然科学の集い東京例会, 2012年09月
  • 「C. D. フリードリヒの透かし絵連作《音楽の寓意》‐現存する下絵素描と画家の書簡を元に‐」
    落合 桃子
    早稲田大学美術史学会総会, 2012年06月
  • Die Rezeption von Caspar David Friedrich in Japan
    Momoko Ochiai
    3. deutsch-japanisch-koreanisches Stipendiatenseminar (Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin und Deutscher Akademischer Austauschdienst), 2009年10月
  • 「カスパー・ダヴィット・フリードリヒ作《夏》の着想源について」
    アルス・ウナ芸術学会2008年度第1回例会, 2008年06月
  • 「フリードリヒ《四季》連作―画家の世界観からの検討―」
    落合 桃子
    財団法人鹿島美術財団 2008年研究発表会, 2008年05月
  • 「日本におけるドイツ美術受容―「独逸国宝名作素描展」(1937年)をめぐって」
    落合 桃子
    早稲田大学美術史学会平成17年度第2回例会, 2006年03月
  • 「戦前期に開催されたドイツ美術展:「独逸国宝名作素描展」について」
    落合 桃子
    ANGELUS NOVUS会2005年度研究報告・合評会, 2005年10月
  • 「カスパー・ダヴィット・フリードリヒ《人生の諸段階》の作品解釈」
    落合 桃子
    美学会東部会平成16年度第3回例会, 2004年
■ 所属学協会
  • ジャポニスム学会
  • 九州藝術学会
  • 早稲田大学美術史学会
  • 美学会
  • 美術史学会
■ Works_作品等
  • 「『美の鼓動・九州』クリエイター・アーカイブ」の企画実施
    2016年09月10日, 2016年10月23日, 芸術活動
  • ハービー・山口写真展「ありふれた日常は奇跡の一瞬だった..。」の企画実施
    2016年06月04日, 2016年07月31日, 芸術活動
  • 第24回九州産業大学美術館所蔵品展「九州産業大学の美術コレクション50年の歩み」の企画実施
    2016年04月02日, 2016年05月22日, 芸術活動
  • 「グラフィックデザイナー豊増秀男―かたち・時代・ユーモア」の企画実施
    2015年09月12日, 2015年10月25日, 芸術活動
  • 第23回九州産業大学美術館所蔵品展「西洋アートの物語」の企画実施
    2014年06月10日, 2014年08月03日, 芸術活動
  • 第22回九州産業大学美術館所蔵品展「九州の芸術家たち」の企画実施
    2014年04月02日, 2014年05月25日, 芸術活動
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • C. D. フリードリヒによる一日の4つの時・四季・人生の諸段階の連作について
    公益財団法人鹿島美術財団, 美術に関する出版援助, 出版援助インターミディエイト(研究費用付き出版援助)
    2024年04月 - 2027年03月
  • ヘーゲル美学講義における絵画論の芸術哲学的な意義とボアスレ・コレクション
    日本学術振興会, 科学研究費, 基盤研究(B)
    2020年04月 - 2024年03月
  • 西洋近世美術における「アジア」のイメージ
    日本学術振興会, 科学研究費, 若手研究
    2018年04月 - 2023年03月
  • 福岡の戦後美術において芸術系大学が果たした役割について
    公益財団法人日本科学協会, 平成26年度笹川科学研究助成
    2014年04月 - 2015年02月
  • カスパー・ダヴィット・フリードリヒにおける一日の4つの時の意味
    DAAD(ドイツ学術交流会), DAAD研究奨学金(長期)
    2008年10月 - 2011年09月
  • フリードリヒ《四季》連作―画家の世界観からの検討―
    公益財団法人鹿島美術財団, 「美術に関する研究助成」
    2006年05月 - 2007年03月
■ 社会貢献活動
  • NHKカルチャー「はじめての西洋美術史」講師
    講師
    2018年07月, 2020年03月
  • 阪急たびコト塾「海外旅行のための西洋美術史講座~ギリシア・ローマ神話の美術」~」
    講師
    阪急交通社, 2020年01月31日, 2020年01月31日
  • 阪急たびコト塾「海外旅行のための西洋美術史講座~宗教画を楽しむ~」
    講師
    阪急交通社, 2019年10月28日, 2019年10月28日
  • 阪急たびコト塾「海外旅行のための西洋美術史講座~ドイツ編~」
    講師
    阪急交通社, 2019年07月29日, 2019年07月29日
  • DAAD九州アルムニ会講演「可能性を広げてくれたドイツ留学経験」
    講師
    DAAD、DAAD友の会, 福岡大学文系センター棟第7会議室, 2019年07月13日, 2019年07月13日
  • 2019年度春季福岡大学市民カレッジ「ヨーロッパの街と歴史をたどる」第4回講師「芸術の都―ドレスデンー」
    講師
    2019年06月29日, 2019年06月29日
■ その他
  • 【文化学科研究者コラム】スペイン風邪とムンク

    2021年05月28日 - 2021年05月28日