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Last Updated :2024/03/03

柳 忠熙

人文学部
准教授

プロフィール私はこれまで朝鮮知識人尹致昊(ユン・チホ、1865~1945)の思想とその変化に注目し、近代への転換期における朝鮮知識人の思想と朝鮮社会の変化のダイナミズムについて研究してきました。時期的には朝鮮が開国した19世紀後半から日韓併合前後の時期を主な対象とし、朝鮮と日本の知識人(例:福沢諭吉[1835~1901]、崔南善[チェ・ナムソン、1890~1957]など)との比較研究も行い、尹致昊の思想と実践に関する総合的理解を試みました。拙著『朝鮮の近代と尹致昊:東アジアの知識人エトスの変容と啓蒙のエクリチュール』(2018年)はこうした研究の成果をまとめたものです。最近は、こうした研究成果を踏まえ、時期を植民地期に拡大し、研究対象を尹以外の朝鮮知識人(とくに民族改良論・実力養成論・自治論の観点に立って活動した崔麟[1878~1958]、崔南善、李光洙[1892~1950])にも広げ、「帝国/植民地」の学知の交流と日韓/日朝知識人の植民地統治に対する認識に関する研究を行っています。

研究者情報

■ 学位
  • 碩士(修士、文化学), 成均館大学大学院(韓国)
  • 修士(学術), 東京大学大学院
  • 博士(学術), 東京大学大学院
■ 研究キーワード
  • 比較文化
  • 比較文学
  • 思想史
  • 東アジア
  • 朝鮮
  • 韓国
■ 研究分野
  • 人文・社会, 文学一般, 文学一般(韓国・朝鮮文学)
  • 人文・社会, 思想史, 思想史
  • 人文・社会, 思想史, 東アジア比較思想史
  • 人文・社会, 文学一般, 韓国・朝鮮文学

経歴

■ 経歴
  • 2021年04月 ー 現在
    福岡大学, 人文学部 東アジア地域言語学科, 准教授
  • 2018年04月 ー 2021年03月
    福岡大学, 人文学部 東アジア地域言語学科, 講師
  • 2016年06月 ー 2018年03月
    東京大学, 多文化共生・統合人間学プログラム(IHS), 特任研究員
  • 2014年06月 ー 2018年03月
    武蔵大学, 非常勤講師
  • 2016年04月 ー 2016年05月
    東京大学, 東洋文化研究所, 特任研究員
  • 2015年11月 ー 2016年03月
    東京大学, 東洋文化研究所, 特任助教
  • 2015年04月 ー 2015年10月
    東京大学, 東洋文化研究所, 特任研究員
  • 2011年04月 ー 2012年03月
    東京大学, 共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP), RA研究員

研究活動情報

■ 受賞
  • 2016年12月
    東大比較文學會, 第27回 金素雲賞
    柳 忠熙
    博士学位論文「尹致昊と朝鮮の近代:東アジアにおける知識人エトスの変容と啓蒙のエクリチュール」(東京大学大学院総合文化研究科、2016年11月)に対して
  • 2016年10月
    朝鮮学会, 第1回 朝鮮学会研究奨励賞
    柳 忠熙
    「英文で〈再現〉された西洋 : 尹致昊日記(一八九六)に記されたヨーロッパと朝鮮使節の文化的ダイナミズム」に対して
■ 論文
  • 戦時期における崔南善のアジア認識と〈朝鮮的なもの〉
    柳忠熙
    年報朝鮮學, 2022年12月, 査読有り, 招待有り
  • 日韓保護条約直前の海外視察:尹致昊日記(1905年)の日本とハワイ視察を中心に
    柳忠熙
    福岡大学研究部論集A:人文科学編, 2021年12月, 査読無し, 通常論文
  • <朝鮮的なもの>の特殊化と普遍化 : 崔南善の不咸文化論・神山巡り・時調創作
    柳忠熙
    年報朝鮮學, 2020年12月, 査読有り, 招待有り
  • 일본 규슈 지역의 한국학:후쿠오카대학 한국학 교육의 현황
    류충희
    동방학지, 2019年12月, 査読無し, 招待有り
  • 少年雑誌の啓蒙性:山縣悌三郎の『少年園』と崔南善の『少年』
    柳 忠熙
    外国学研究, 2019年, 査読無し, 招待有り
  • 朝鮮知識人の戦争協力と〈朝鮮的なもの〉 : 尹致昊と李光洙を中心に (特集 日本植民地化の朝鮮文学(9))
    柳 忠熙
    植民地文化研究 : 資料と分析, 2019年, 査読無し, 招待有り
  • 近代朝鮮におけるイソップ寓話の翻訳と『ウスンソリ(笑話)』
    柳 忠熙
    朝鮮学報 = Journal of the Academic Association of Koreanology in Japan, 2018年01月, 査読有り, 通常論文
  • 1910년대 윤치호의 식민지 조선 인식과 자조론의 정치적 상상력:최남선의 자조론과의 비교를 통하여
    류충희
    동방학지, 2016年06月, 査読有り, 通常論文
  • 윤치호의 계몽사상과 기독교적 자유:후쿠자와 유키치의 자유관과 종교관의 비교를 통해서
    류충희
    동방학지, 2015年09月, 査読有り, 通常論文
  • 英文で〈再現〉された西洋 : 尹致昊日記(一八九六)に記されたヨーロッパと朝鮮使節の文化的ダイナミズム
    柳 忠熙
    朝鮮学報 = Journal of the Academic Association of Koreanology in Japan, 2015年04月, 査読有り, 通常論文
  • 개화기 조선의 民會 활동과 「議會通用規則」:「의회통용규칙」의 유통과 번역 양상을 중심으로
    류충희
    동방학지, 2014年09月, 査読有り, 通常論文
  • 漢詩文で〈再現〉された西洋 : 『海天秋帆』『海天春帆小集』『環璆唫艸』と理想郷の修辞
    柳 忠熙
    朝鮮学報 = Journal of the Academic Association of Koreanology in Japan, 2014年07月, 査読有り, 通常論文
  • 近代東アジアの辞書学と朝鮮知識人の英語リテラシー : 19世紀末の尹致昊(ユン・チホ)の英語学習を中心に
    柳 忠熙
    超域文化科学紀要, 2013年, 査読有り, 通常論文
  • 다카하시 조선문학론의 근대학술사적 함의 : 다카하시 도루의「朝鮮文學硏究-朝鮮の小說」(1932)을 중심으로
    이상현, 류충희
    일본문화연구, 2012年04月, 査読有り, 通常論文
■ MISC
  • 【書評】松谷基和『民族を超える教会——植民地朝鮮におけるキリスト教とナショナリズム』(明石書店、2020年2月)
    柳忠熙
    朝鮮史研究会会報, 2023年03月, 査読無し, 招待有り
  • 【博士論文から本へ——自著を語る】未完の研究課題に向き合う
    柳忠熙
    比較文學研究, 2023年01月, 査読無し, 招待有り
  • 激動の時代を生きた言語学者金壽卿の人生から日朝韓の現状を考え直す
    柳忠熙
    図書新聞, 2022年01月15日, 査読無し, 招待有り
  • 異性・同性間への想像力と実践の誘い:日韓社会におけるジェンダーギャップを減らすために
    柳忠熙
    福岡県人権啓発情報センターの第52回特別展「ジェンダー」(2021年12月4日~2022年3月19日), 2021年12月04日, 査読無し, 招待有り
  • 近代/植民地朝鮮の言語空間に生じるダイナミズム
    柳忠熙; RYU Chung-Hee
    Quadrante : クァドランテ : 四分儀 : 地域・文化・位置のための総合雑誌, 2018年03月31日, 査読無し, 通常論文
■ 書籍等出版物
  • 朝鮮の近代と尹致昊:東アジアの知識人エトスの変容と啓蒙のエクリチュール
    柳 忠熙, 単著
    東京大学出版会, 2018年10月, 査読無し
    9784130160384
  • 満洲及び朝鮮教育史 : 国際的なアプローチ
    Hall Andrew; 金 珽実; 松原 孝俊
    花書院, 2016年03月, 査読無し
    9784865610710
  • 검열의 제국 : 문화의 통제와 재생산 = Empire of censorship
    정 근식, 한 기형; 李 惠鈴; 紅野 謙介, 共訳
    푸른역사, 2016年02月, 査読無し
    9791156120650
  • 근대어의 탄생과 한문: 한문맥과 근대 일본
    사이토 마레시 (황호덕; 상석; 류충희, 共訳
    현실문화, 2010年06月, 査読無し
■ 講演・口頭発表等
  • 尹致昊の海外体験と啓蒙活動:開化期から植民地までを中心に

    동아시아 인문학의 월경: 조선, 근대세계와 만나다, 2021年12月31日, 연세대학교 근대한국학연구소 HK+ 사업단 및 서울시 강남구 대치도서관, 招待有り
  • コロナ状況以前の九州地域の韓国学:福岡大学における韓国学の教育の現状

    九州・沖縄における韓国語教育発展のためのシンポジウム, 2021年12月13日, 福岡韓国教育院, 招待有り
  • 私が考える「82年生まれ、キム・ジヨン」:生きづらさを生む社会・韓国と日本
    柳忠熙
    福岡映画サークル協議会 2021年第3回例会(2021アミカス市民グループ活動支援事業), 2021年10月09日, 福岡映画サークル協議会, 招待有り
  • 〈朝鮮的なもの〉の特殊化と普遍化:崔南善の時調復興論と不咸文化論
    柳忠熙
    2020年度 九州史学会 朝鮮学部会, 2020年12月13日, 九州史学会, 招待有り
  • 〈朝鮮的なもの〉の特殊化と普遍化:崔南善の不咸文化論と植民地朝鮮旅行との関連性
    柳 忠熙
    日本比較文学会 第81回全国大会, 2019年06月16日, 通常論文
  • Ch'oe Nam-sŏn’s Wartime Perspectives on Asia and Koreanness
    柳 忠熙
    Association for Asian Studies Annual Conference, 2019年03月23日, 通常論文
  • 조선 지식인을 통해서 동아시아의 근대를 생각한다: 윤치호를 중심으로
    柳 忠熙
    성균관대학교 동아시아학술원 인문한국(HK+)연구소 동아시아포럼, 2019年01月10日, 招待有り
  • 朝鮮知識人から東アジアの近代を考える:尹致昊(ユン・チホ、1865~1945)を通して
    柳 忠熙
    九州歴史科学研究会 月例会, 2018年12月22日, 通常論文
  • 朝鮮知識人の戦争協力と 〈朝鮮的なもの〉:尹致昊と李光洙を中心に
    柳 忠熙
    第4回アジア未来会議, 2018年08月26日, 通常論文
  • 소년 잡지의 계몽성:야마가타 데자부로의 『소년원』과 최남선의 『소년』의 비교
    柳 忠熙
    육당 최남선과 근대 한국의 인적・지적 지도(六堂崔南善と近代韓国の人的・知識地図), 2018年02月24日, 육당연구학회‧국제한국문학문화학회‧고려대학교번역과레토릭연구소, 通常論文
  • 近代/植民地朝鮮の言語空間に生じるダイナミズム:金哲(渡辺直紀訳)『植民地の腹話術師たち――朝鮮の近代小説を読む』(平凡社、2017年)
    柳 忠熙
    著者懇談会 & 書評会「植民地朝鮮の小説エクリチュールとモダニティ:金哲『植民地の腹話術師たち』を読む」, 2017年07月07日, 通常論文
  • Colonial Korean Intellectuals and the Wartime Collaboration: Yun Ch’i-ho’s Case
    柳 忠熙
    Association for Asian Studies Annual Conference, 2017年03月18日, Association for Asian Studies, 通常論文
  • 韓国朝鮮学の視点から見た『李光洙――韓国近代文学の祖と「親日」の烙印』(中央新書2015):植民地期朝鮮知識人に対する〈理解に基づいた批判的読解〉の可能性
    柳 忠熙
    中国文芸研究会12月例会, 2016年12月27日, 中国文芸研究会, 招待有り
  • 近代朝鮮におけるイソップ寓話の翻訳と『ウスンソリ(笑話)』
    柳 忠熙
    国際学術ワークショップ「20世紀東アジア:越境する文学形式と思考の流動」, 2016年12月26日, 招待有り
  • 여행기로서의 <윤치호일기> : 1905년 일본과 하와이 시찰 일기를 중심으로
    柳 忠熙
    제59회 전국역사학대회 한국사학회 발표(第59回全国歴史学大会), 2016年10月29日, 한국사학회(韓国史学会), 招待有り
  • 尹致昊の日本留学と同人社:『同人社文学雑誌』を中心に
    柳 忠熙
    朝鮮学会 第67回大会, 2016年10月02日, 朝鮮学会, 通常論文
  • Political Imagination of Self-Help and the March 1st Movement: Yun Ch'i-ho’s and Ch'oe Nam-sŏn’s theories of self-help in late 1910s
    柳 忠熙
    19th Asian Studies Conference Japan, 2015年06月20日, 通常論文
  • Yun Chi-ho’s Enlightenment Thought and Christian Liberty: in Comparison with Fukuzawa Yukichi’s View of Liberty and Religion
    柳 忠熙
    Japan Studies at the University of Chicago and the University of Tokyo A Joint Workshop, 2015年03月30日, 通常論文
  • 英文で〈再現〉された西洋:尹致昊のヨーロッパ経験(1896)を中心に
    柳 忠熙
    朝鮮学会 第65回大会, 2014年10月05日, 朝鮮学会, 通常論文
  • 개화기 조선의 근대 토론문화 형성과 「의회통용규칙」의 번역
    柳 忠熙
    제8회 한국 언어・문학・문화국제학술대회(第8回韓国・言語・文学・文化国際学術大会), 2014年07月12日, 연세대학교 국어국문학과 BK21 PLUS사업단(延世大学校 国語国文学科BK21 PLUS事業団), 招待有り
  • 조선개화기 공사개념의 변용과 기독교:윤치호의 정치사상을 중심으로
    柳 忠熙
    Graduate Student Conference「東アジアにおける多文化共生」, 2014年03月21日, 通常論文
  • 20世紀初頭の朝鮮における漢字・漢文教育と尹致昊の『幼学字聚』(1909)
    柳 忠熙
    日本近代文学会 国際研究集会, 2013年12月01日, 日本近代文学会, 通常論文
  • イソップ寓話の翻案と啓蒙:尹致昊の『ウスンソリ(笑話)』(1908)を中心に」
    柳 忠熙
    朝鮮学会 第64回大会, 2013年10月06日, 朝鮮学会, 通常論文
  • 근대 동아시아의 사전학과 조선지식인의 영어 리터러시:19세기 말 윤치호의 영어학습의 언어 복층성에 대하여
    柳 忠熙
    国際シンポジウム「동아시아의 고전학/문화연구의 가능성과 난관(東アジアの古典学/文化研究の可能性と難関)」, 2013年04月26日, 通常論文
  • 尹致昊の国際政治論とアジア:甲申政変前後期からアメリカ留学期を中心に
    柳 忠熙
    朝鮮史研究会 関東支部月例会, 2012年12月15日, 朝鮮史研究会, 通常論文
  • ニコライ2世戴冠式祝賀使節団の西欧体験と再現様相:漢詩文で再現された西欧、『海天秋帆』『環璆唫艸』
    柳 忠熙
    朝鮮学会 第63回大会, 2012年10月07日, 朝鮮学会, 通常論文
  • Yun Chi-Ho’s Theory of Reformation and Japan: Yun Chi-Ho’s Diary from the First Sino-Japanese War Years
    柳 忠熙
    The 5th conference: Rewriting Modern and Contemporary Intellectual History, 2011年10月21日, 通常論文
  • 尹致昊の異文化体験と国文
    柳 忠熙
    日本比較文学会 第73回全国大会, 2011年06月19日, 日本比較文学会, 通常論文
  • 朝鮮開化期における尹致昊日記に書かれたnationの意味範疇
    柳 忠熙
    第17回次世代アジアフォーラム, 2010年10月01日, 通常論文
  • 민족주의로서의 내셔널리즘 형성이전의 네이션):근대형성기『윤치호일기』(1889~1906)의 nation을 중심으로
    柳 忠熙
    国際学術シンポジウム「日韓文学交流の現在・過去・未来」, 2010年07月16日, 通常論文
  • 윤치호의 한글일기와 언어접촉의 양상:한글의 타언어병기에 관한 검토를 통하여
    柳 忠熙
    国際シンポジウム「20世紀東アジア空間と媒体」, 2009年07月10日, 通常論文
■ 所属学協会
  • 日本比較文学会
  • 朝鮮史研究会
  • 朝鮮学会
  • The Association for Asian Studies
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 冷戦文化形成期(1945-1970)韓国文学・文化史の再認識
    科学研究費助成事業(基盤研究B)
    2020年04月01日 - 2024年03月31日
  • 植民地期朝鮮における思想史研究の基礎構築(1):民族改良・実力養成・自治論
    2018年04月 - 2022年03月
■ 社会貢献活動
  • 韓国・国際語文学会
    その他
    2022年03月 - 現在
  • 日韓次世代学術フォーラム
    助言・指導
    韓国・東西大学校 日本研究センター, 2021年08月 - 現在
  • 韓国比較文学会
    その他
    2020年01月 - 現在
  • 福大韓国学シリーズ
    その他
    2018年10月 - 2023年02月
  • 韓国観光公社福岡支社 映画上映会
    その他
    2018年04月 - 2020年10月
  • 第10回韓国文学感想コンテスト
    その他
    2018年04月 - 2018年12月